本日は、川越市現場の木部塗装についてご紹介いたします。
木壁は、モルタル壁やサイディングなどの壁材と比べて劣化しやすいため、一定期間ごとのメンテナンスが重要です。
施工手順や使用塗料なども異なるため、塗り直しの際は業者に細かく相談されることをオススメいたします😌
■ 木部塗装の必要性
1. 劣化防止
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木材は 紫外線・雨・湿気 によって劣化しやすい素材です。
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無塗装のままだと数年で 色あせ・ひび割れ・反り・腐食 が進みます。
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塗装により表面を保護し、寿命を延ばすことができます。
2. 防水・防腐
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木は水分を吸収すると膨張・乾燥で収縮し、割れや反りが起きやすいです。
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塗膜が 防水バリア となり、雨水や湿気の浸透を防ぎます。
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防腐・防カビ・防虫成分を含む塗料を使えば、腐朽菌やシロアリ対策にも有効。
3. 美観維持
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木部は日に焼けると シルバーグレー化 し、古びた印象になります。
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塗装により 色合い・木目の美しさ を長く保つことが可能です。
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カラーや仕上げ(透明・半透明・着色)を選ぶことでデザイン性も高められます。
4. メンテナンス性
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塗装してある木部は、定期的に再塗装を行うことで簡単に保護を継続できます。
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無塗装や放置した場合は、傷みが進んでから大掛かりな修繕が必要になることが多いです。
◆施工写真◆
1. 下地ケレン処理
まずは下地のケレン処理を行います。
木部は経年劣化により、表面がささくれたり、腐食したりします。
塗装をする前に皮漉きやサンドペーパーなどで表面を綺麗に均します。
2. 上塗り塗装
木部を塗装する際は、木部専用の浸透性オイルステインを使用します。
木材は呼吸しているため、造膜系塗料(一般的な外壁塗料)を塗ると割れや剥がれの原因になります。
今回は、大阪ガスケミカルの「キシラデコール」を使用しました。
キシラデコールは「防腐・防虫・防カビ」効果を有しており、木部塗装において最適な塗料です👍
浸透性塗料のため、木材の風合いを生かした塗装が可能です✨
ただし、塗料の寿命は5年ほどであり、下地を長持ちさせるには定期的な塗り替えが必要です。
今回はアドバイザーの安川がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。