前回はALC外壁のメリットについてお話ししました。軽量性や施工性の良さから人気を集めていますが、デメリットも存在します。今回はALC外壁のデメリットを3つご紹介していきたいと思います。

ALC外壁のデメリット〙

⑴防水性がない…ALCパネルは通気性が高いため雨水を弾く防水性がありません。紫外線には強い耐候性を持っていますが、雨水を通しやすいため防水工事が欠かせません。

⑵左官仕上げが出来ない…モルタルで仕上げる左官仕上げはALC外壁に向いていない傾向があります。モルタルで表面を仕上げてもすぐに剥がれを起こすリスクが高いため外観に影響を与える可能性があります。

⑶雨漏りを起こしやすい…ALC外壁には目地があり、しっかり塗装や防水などのメンテナンスがされていなければ目地から雨水が入る恐れがあります。雨水が侵入すると建物内部の損害や劣化が引き起こされる可能性が高まります。

上記のようにALCにもデメリットが存在し、注意すべき点があります。ALC外壁についてこれまでお話しさせて頂きましたがいかがでしたか?ALC外壁の魅力を知って頂けたら幸いです。