ペイントホームズ
川越店

塗料は何でできているか知っていますか?

外壁塗装や屋根塗装の工事では専用の塗料を使用します。各メーカーから発売されている塗料ですが、たくさんの種類がありそれぞれに機能や役割を持っています。

今回は塗料について少しお話いたします。

塗装工事において塗料には、主に三つの役割があります。それは建物の「保護」、「美観」、そして「機能」です。

この三つの役割を可能にするのが塗料の成分である【顔料】【樹脂】【添加剤】【溶剤】です。

顔料:顔料は通常、固体粒子状の微粉末で、塗料の色彩を作ります。

また耐候性や耐光性を向上させ、特定の顔料は紫外線から保護し、色あせを防ぎ、塗料の寿命を延ばす役割を果たします。

樹脂:樹脂の役割は、塗料の骨格を作ることです。

   樹脂にはアクリル樹脂やシリコン樹脂など、さまざまな種類が存在し、その特徴として、耐久性や耐候性が樹脂の種類によって異なります。

添加剤:添加剤は塗料の性能を補助的に向上させる役割を果たします。

これらは樹脂に、長持ちしやすく美しく仕上げるなど様々な性能を加えます。

また、添加剤には、沈殿防止剤やたれ防止剤などさまざまなタイプがあります。

溶剤:溶剤は、樹脂や顔料、添加剤を溶かし、液体の状態にしたりうすめたりして塗れるようする液体です。ものの表面を均一に塗り、強く強靭な塗膜を作ることができるため、紫外線等の外的刺激にも強くなります。

このように、添加剤、顔料、樹脂、溶剤を組み合わせることで、様々な機能を持った塗料が作られています。クリアー塗料は例外ですが、4つのうち一つでも欠けると、塗料が生産できなくなってしまいます。