モルタルがひび割れを起こす原因を前回はご紹介しました。
モルタル壁のひび割れは、建物の老朽化や地震などの外部要因によって発生することがあり、これらのひび割れを早期に補修することは建物の耐久性を維持し、美観を保つ上で重要です。今回はモルタル壁のひび割れの補修について手順を紹介します。
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1. ひび割れの調査
具体的な調査方法を記入。例えば、打診検査など細かなひび割れから大きな亀裂まで、全てのダメージを把握することが重要です。
2. 下地の汚れを落とす
ひび割れの周りのカビやコケ、汚れを除去します。表面をきれいにすることで、補修材料がより密着しやすくなります。
⒊ 下地処理
補修する場所に下地処理を行います。モルタルの下地にプライマーや接着剤を塗布することで、補修材料がしっかりと固着しやすくなります。
4. 補修材の充填
適切な補修材料を選定し、ひび割れに均等に充填します。スパッチュラやヘラを使用して、補修材をなめらかに仕上げます。補修材はモルタルと同様の特性を持っていることが重要です。
5. 仕上げ
補修材が十分に乾燥したら、仕上げ作業に移ります。必要に応じてサンディングを行い、仕上げ塗装を施すことで、補修箇所を周囲の壁と調和させます。
上記の内容で補修を行います。ひび割れは美観に影響してくるのでしっかりと順序を守って美しい外壁にしたいものですね。今回はモルタル壁の補修方法についてお話ししました。