前回は屋根が住宅の中で最も劣化する場所だということをお話ししていました。屋根の塗り替えは、建物の美観を保つだけでなく、屋根材の劣化を防ぎ、建物全体の耐久性を維持するために非常に重要なメンテナンス作業です。では、屋根の塗り替えはどのくらいの頻度で行うべきなのでしょうか？
屋根材の種類と塗り替え頻度
⒈スレート屋根
塗り替え頻度: 約10～15年
⒉金属屋根（トタン・ガルバリウム鋼板など）
塗り替え頻度: 約10～15年
金属屋根は耐久性が高く、錆びにくいという特徴がありますが、塗膜が劣化や傷から錆びが発生する可能性があるため、定期的な塗り替えが必要です。特に海に近い地域では、塩害による劣化が早まることがあります。
⒊セメント瓦・コンクリート瓦
塗り替え頻度: 約15～20年
セメント瓦やコンクリート瓦は、耐久性が高く長持ちする屋根材です。しかし、表面の塗膜が劣化すると防水性が低下するため、定期的な塗り替えが必要です。
今回は屋根の塗り替え頻度についてご紹介しました。皆さんの家の屋根はどうですか？参考にして頂けると嬉しいです。
