劣化に強い色 「淡い色」のメリット・デメリット

 

前回は淡い色と濃い色の印象の違いについてご紹介しました。今回は淡い色についてメリット・デメリットを以下にご紹介していきたいと思います。

 

【メリット】

・住宅を広く見せることができる

淡い色は空間を広く見せる効果があります。特に小さな家や密集した住宅地では、建物が広く明るく見えるため、開放感を与えます。

 

・室内の温度上昇を防ぐ

淡い色は光を反射する性質が強く、夏場の太陽光を反射して屋内の温度上昇を抑える効果があります。これにより、冷房の使用を減らし、エネルギー効率を向上させることができます。

 

・周囲と調和しやすい

淡い色は周囲の環境や自然と調和しやすく、落ち着いた雰囲気を作ります。地域全体の景観を損なわず、柔らかく調和することができます。

 

【デメリット】

・汚れやすい

大きな汚れやシミ、カビなどは淡い色の外壁で特に目立ちます。都市部や工業地帯など、汚染が多い場所では特に注意が必要です。

 

 

今回は外壁に淡い色を選ぶメリット・デメリットをまとめました。次回は濃い色についてご紹介していきたいと思います。